アメリカとは何か


 アメリカとは何か。アメリカはどこが違うのか。それはアメリカの創造力にあります。つまり、アメリカは、アメリカという国を生み出し、アメリカという仕組みを生み出したのです。その創造力にこそアメリカの偉大な力は隠されています。アメリカという国家の仕組みにこそアメリカの原動力があるのです。その根底にあるのがアメリカの精神です。この創造力と仕組み、そして精神の三つの点でアメリカは偉大なのであり、他国の追従を許さないのです。

 生産性の効率と分配上の効率は、違います。早い話、百人で百万ドルの利益を上げるのと千人で百万ドルの利益を上げるとしたら生産性から見た効率性は、前者だが、分配から見た効率は後者です。

  アメリカの企業は、巨大になりすぎているのです。
 メジャーリーグが好例で、リーグには最適なチーム数があります。スタープレーヤーを集めてオールスター戦のような試合ばかりしても人気は長続きしません。
 日本のことをオーバーカンパニー状態と言うが日本は、狭い市場の中で多くの企業が競争し、切磋琢磨しながら競争力を高めてきたのです。組織の規模には限界があり、ある一定規模の限界を超えると企業の効率は極端に悪くなります。
 組織は、大きければいいと言うわけではありません。適切な規模と適切な数の企業が市場に存在する必要があります。もはやスケールメリットを追求する時代ではないのです。

 また、金融危機の根源にあるのは、債務と債権の不均衡である。債務と債権の均衡を計ることが肝心です。

 分配の効率を重んじるのならば、中小企業、個人事業者を大切にする必要があります。なぜならば、中小企業や個人事業こそ雇用の担い手であり、民主主義の中核を担う市民だからです。

 そして、中小企業や個人事業者を擁護するためには、同業者組合の役割と在り方が重要な鍵を握っていると私は、考えます。

 恒久的経済会議の設置です。この様な経済会議は国際市場の規律を保つ目的で開かれるべきです。それは、単に蔵相や金融だけでなく。市場に関係した諸機関を交える必要があります。

 また、公共投資と言っても重要なのは、資金の循環であり、その為には、国際プロジェクトが効果的だと考えます。





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